2013年2月20日水曜日

さいたま市民オンブズマンの新年会に足を運んできました

2月2日に埼玉市民オンブズマン・ネットワークの新年会に行きました。
続けて用事があったので、僕はアルコールは無しでした。

議題としては①県議会議員の政務調査費の使途緩和への反対②さいたま市の財政チェック報告などがありましたが、さいたま市南区の公園問題も割り込ませていただきました。

①県議会議員の政務調査費問題は、月50万円支給されている県議会議員の政務調査費用の使用目的を広げる条例が制定される予定であるが、民主党前参議院議員・内藤正光(元総務副大臣)が国会議員の文通費を海外投資に流用していた例があるので、オンブズマンとして条例制定に反対の方向で動いているという話です。

さいたま市の財政チェック報告では、職員給与のなどを中心に報告がありました。僕が驚いたのは、平成23年度は、約38億円の予算に対して、決算が約52億円となり、およそ14億円が増額されており、しかも、これが常態化しているということです。


僕が説明したさいたま市南区の公園問題については、多くの会員の方にとっては初耳だったと思いますが、たくさんのアドバイスを頂きました。
実際に在住している市町村と交渉したことがある方からは、具体的な方法をお聞きすることができました。
アドバイスの中に、署名を集めることもお聞きしましたが、署名については、さいたま市浦和区(南区と同様に公園が少ない場所)での市の対応の前例があります。
調(つきのみや)神社の裏の「青年の家跡地」を公園にしてほしいという6000名以上の署名が財政難を理由に却下されたようです。
下のHPの下の方に経緯があります。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~atl-ring/seinen-no-ie/seinen-no-ie-top.html

どうも市の職員はよく財政難と口にするようですが、先日完成した南区役所の建設には160億円ほど出したそうです。
武蔵浦和駅西口にあった旧区役所から、武蔵浦和駅東口に数百メートル引っ越しただけで、市内24番目の図書館(さいたま市より人口が倍いる大阪市と並んで市町村のトップ)ができたりしましたので、他の自治体と同程度の公園を作るお金がないほど財政難とは思えないのですが…。

最後になりますが、かつてオンブズマンの世話人をされていた方から、「オンブズマンは、一人一人が主体的に活動することが大切です」と教えていただきました。
こちらの会の方々のアドバイスや励ましを受けながら、さいたま市南区も子どもたちが当たり前に遊べる地域にしていけるように地道に活動を続けていきます。

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