2014年6月26日木曜日

埼玉県内最多の中学生がいる学区に、中学生が体を動かして遊べる公園が一つもない!

前回の投稿で、4万3千人が在住する地域に整備された都市公園が、さいたま市都市公園条例の目標の28分の1しかないこと、いずれも小規模の公園でありトイレがある公園は一カ所もないこと、すべてボール遊びが禁止(もしくは実質不可能)であることを指摘しました。

今回は埼玉県内で最も多い在校生がいる内谷中学(1200人以上)の学区内の都市公園が、このような地域の実情を考慮に入れたものであるかを判断するため、18カ所すべての公園の遊具を調べてきました。

公園名面積(㎡)遊具ベンチ
1内谷橋公園2585複合遊具(幼児向け)、ブランコ、ターザンロープ、1人乗り遊具、砂場、水道長イス×10
2鹿手袋第二児童公園750すべり台、鉄棒、うんてい、一人乗り遊具長イス×2
3内谷四丁目公園650すべり台、ブランコ、一人乗り遊具、砂場長イス×7
4別所大里公園540すべり台、ブランコ、1人乗り遊具、砂場、水道長イス×5
5鹿手袋さくら公園538すべり台、ブランコ、一人乗り遊具、砂場、水道長イス×3
6西浦和公園537なし長イス×2、小×4
7沼影一丁目第二公園380小すべり台、ブランコ、一人乗り遊具、水道長イス×2
8沼影二丁目公園350すべり台、鉄棒、砂場、水道長イス×3
9内谷6丁目第一公園168円形ぶら下がり遊具、砂場長イス×2
10
沼影1丁目公園
150
鉄棒、一人乗り遊具、砂場長イス×2
沼影2丁目第一公園なし正方形イス、小×15
12鹿手袋5丁目公園139小すべり台、一人乗り遊具長イス×3
13内谷4丁目第二公園1221人乗り遊具小×2
14内谷5丁目公園1151人乗り遊具長イス×1
15白幡五丁目公園1121人乗り遊具長イス×1、小×2
16鹿手袋7丁目公園1041人乗り遊具長イス×1
17鹿手袋四丁目公園1021人乗り遊具、砂場長イス×4
18内谷七丁目第一公園1001人乗り遊具、砂場長イス×3
1~187594
沼影公園24188
1~18+沼影公園31782
結論から申しますと、1200人以上の中学生が体を動かして遊べる公園は一つも整備されていません。
小学高学年の児童が遊ぶ場所がないのも同様です。
さいたま市の防災マップで「14歳以下の若年層が多」いと指摘された地域の実情に対して、何も手を打っていないことになります。

以下、平成26年6月に撮影してきた公園の様子です。
公園の面積の順に並べてあります。


1,内谷橋公園(2585㎡)






2,鹿手袋第二児童公園(750㎡)








3,内谷4丁目公園(650㎡)





4,別所大里公園(540㎡)





5,鹿手袋さくら公園(538㎡)







6,西浦和公園(537㎡)








7,沼影一丁目第二公園(380㎡)




8,沼影二丁目公園(350㎡)




9,内谷6丁目第一公園(168㎡)




10,沼影1丁目公園(150㎡)




10,沼影二丁目第一公園(150㎡)





12,鹿手袋5丁目公園(139㎡)






13,内谷4丁目第二公園(122㎡)

看板の左側の丸椅子と遊具の部分が公園です。




14,内谷5丁目公園(115㎡)



15,白幡五丁目公園(112㎡)






16,鹿手袋7丁目公園(104㎡)




17,鹿手袋四丁目公園(102㎡)




18,内谷7丁目第一公園(100㎡)



番外編1、西浦和けやき公園(750㎡)

都市公園課が出した内谷中学学区内の公園一覧に入っていました。
しかし、周辺の方に確認したところ、選択可能地域だが、内谷中学には遠すぎるので、
田島中学に通うエリア内の公園だそうです。




番外編2,沼影市民プールの駐車場

東京都大田区の公共プールは専用の駐車場を設置せずに公共交通機関での利用を促しています。
沼影市民プールも、武蔵浦和駅から近いこと、
近所に民間の駐車場がたくさんあること、
公園整備が絶望的に遅れていることを考えれば、
障がい者用の駐車場以外は地元の子どもたちに利用させてあげるべきだと思います。

今まで、無料でここを利用してきた人からの反発も予想できますが、
地域の子どもたちの置かれた状況を改善する方が優先すると思います。

第一駐車場
右側が沼影小学校、左側がプールです。
奥の一部がバスケットコート広場として時期を限って開放されています。

第二駐車場
券売機の近くの駐車場です。

第三駐車場
室内プール入り口付近にも大きな駐車場があります。

平成26年5月の晴れた放課後にバスケットコートが「天候不順の為」という理由で閉鎖されたことがありました。
そこで、①その理由、②中学生の唯一の外遊び場という自覚があるか、③通年開放&エリア拡張の要望 を出しました。
それへの回答です。

②は質問への答えになってませんが、民有地買取を明言していることは評価できます。

しかし、民有地を買い取って公園化するまでに数年かかるのは、都市公園課の職員なら分かっているでしょうから、
今いる1200人の中学生への遊び場の提供を真剣に考えていただきたい。

第一駐車場の写真の反対側からです。
木曜日のバスケ部の練習が休みだった長男が遊びに行ったら、閉鎖されていました。
ご覧のように、天候不順ではありませんでした。











2014年6月24日火曜日

さいたま市立内谷中学の学区(4万3千人在住)の公園一覧

このページでは、43408が居住するさいたま市南区の内谷中学区内において、都市公園が一人当たり0.17㎡しか整備されておらず、ルールである条例目標の28分の1しか満たしていない事を確認します。

①ルールの確認
②ルールに人口を当てはめて計算
③18(+1)の公園の実態
の順で書いてまいります。

以下、数字が多くて読みにくくなってしまい、申し訳ございません。
しかし、7千人以上の子どもたちが置かれている状況を客観的に把握していただきたいのです(遊ぶ場所が無くて本当に困っています)。
そして、大人のみなさんには、大人として、それぞれの立場でできることをしていただけたらと願っております。


①ルールの確認

さいたま市都市公園条例第1条の2には「市内の市街地の都市公園の当該市街地の住民1人当たりの敷地面積の目標は、5平方メートル以上とする。」とあります。

さいたま市都市公園条例第1条の3では
街区公園0.25ha=2500㎡)、
近隣公園2ha=20000㎡)、
地区公園4ha=40000㎡)がいわゆる公園として規定されておりますので、最小の街区公園でも「その敷地面積は、0.25ヘクタールを標準として定めること。」になっています。


 また、平成25年度6月と12月の市議会において、浜口健司市議の質問に対して、市側は市民プールや市営球場などは一般の公園とは認めないようにすると回答しております。
 沼影公園については、利用方法を工夫すれば近隣公園となる資格のある規模の土地ですが、沼影公園は都市公園の計算から除外します。


 
 ②ルールに人口を当てはめて計算

条例の文言通りに解釈すれば、内谷中学の学区内には、街区公園が一箇所しか整備されていないことになります。
 
 そこで、ルール通りに計算すると、
 2585㎡÷43408人≒0.06㎡ となって、一人あたりの都市公園は0.06㎡しかないことになります。

街区公園の半分以下の面積しかない小規模公園を加えて計算しても、
7594㎡÷43408人≒0.17㎡ となりますから、一人あたりの都市公園は0.17㎡しかありません。
これは条例目標の約28分の1です。

7243人の15才以下の子供たちが生活している地域ですから、市の怠慢を看過すべきではありません。

③19(+1)の公園の実態

下の表が、それぞれの名称・面積・遊具・ボール遊びの可不可・トイレの有無を調べた一覧です。
面積順に並べてあり、条例の基準の半分以下のものをグレー、市議会で公園としないとされた公園はダークグレーに塗ってあります。

公園名面積(㎡)ボール遊び防災倉庫トイレ
1内谷橋公園2585禁止なし
2鹿手袋第二児童公園750不可なし
3内谷四丁目公園650禁止なし
4別所大里公園540禁止×なし
5鹿手袋さくら公園538禁止地下防火用水のみなし
6西浦和公園537不可なし
7沼影一丁目第二公園380禁止×なし
8沼影二丁目公園350禁止×なし
9内谷6丁目第一公園168禁止×なし
10
沼影1丁目公園
150
禁止×なし
沼影2丁目第一公園禁止×なし
12鹿手袋5丁目公園139禁止×なし
13内谷4丁目第二公園122不可×なし
14内谷5丁目公園115不可×なし
15白幡五丁目公園112禁止×なし
16鹿手袋7丁目公園104不可×なし
17鹿手袋四丁目公園102禁止×なし
18内谷七丁目第一公園100不可×なし
1~187594
沼影公園24188一部で一時期可有料施設内のみ
1~18+沼影公園31782
都市公園課から示された資料には二番目に大きい公園になるはずだった「西浦和けやき公園」もカウントされていましたが、学区探検中の西浦和小学校の親御さんなどに確認したところ、西浦和けやき公園は田島中学の学区内にあることがはっきりしましたので、今回は削除しました。
また、ボール遊びについては張り紙で禁止とされているものは「禁止」、公園が小さすぎるなど実質不可能なものには「不可」と記入しました。

ここまでご覧になった方には、この地域で生活する7千人以上の子どもたちの絶望的な状況について、ご理解いただけたと思います。


公園整備の遅れは、文字通り桁違いですから、ソフト・ハードの両面から、なりふり構わずやれることは全てやるべきです。

ソフト面での対策ですが、大きな子供たちも遊べる公有地といえば、小学校の校庭しかありません。
「ルール通りの公園が整備されるまで」という条件を付けても良いですから、17時以降はスポーツ振興課や子ども未来局を管理主体とするようにして、校庭を子どもたちに開放すべきです。
子どもの遊び場対策として、道路開放も考えられます(公園も校庭も使えない子どもたちは公道でボール遊びしているのが現状です)。
Ⅰのfで市に提言しておりますが、一年以上経過しても市は責任ある対策を取らないままなので、子どもたちは公道でボール遊びを続けています。
http://parkforkids1.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html

ハード面では、笹目川(天然の河川と誤認されている方もいらっしゃるようですが、ここは昭和になって開削された排水路に過ぎません。支流の沼影排水路や別所排水路は既に暗渠化されています)を暗渠化して大正時代以前の状態に戻したら、近隣公園レベルの公園整備ができます。
また、沼影市民プールの土地の利用方法ですが、大きく変更せざるを得ないのは自明です。
せっかく駅から近い立地(武蔵浦和駅から徒歩10分)に恵まれているのですから、障がい者の方が使う駐車場以外は、地元の子どもたちに開放すべきです(民間の駐車場もたくさんあります)。

このひどい状況で何もしないでおいて、公道やマンションで遊ぶ子どもたちに事故が起きたときに「市に責任はない」とは言わせません!


2014年5月31日土曜日

羽根木公園 プレーパーク

羽根木公園 プレーパーク

場所 世田谷区代田 4-38-52(小田急線 梅ヶ丘駅から徒歩5分) 

大きさ 約8ha

対象 プレーパーク部分は幼児~大人

日本のプレーパーク発祥の地!プレーパークの方式は、別所沼公園でも採用できるのではないでしょうか?


羽根木公園には、1979年子ども児童年を契機に世田谷区の事業としてスタートした、日本最初のプレーパークがあります。
プレーリーダー(3名)の人件費は区が負担しているそうです。


イベントが目白押し!
2014年3月16日の様子です。
子どもたちが店主となって食べ物などを販売していました。





子どもたちは高い木だけでなく、小屋の上に登ったりして、のびのびと遊んでいます。
慣れているのか、ケガをする子はそれほどいないそうです(^^)v。
自分がどこまで登れるのか、自分自身で判断できることが多いそうです。









2009年の様子です。


下のブログには別地域との交流にもプレーパークが活用されている様子が書かれています。
http://savefukukidsblog.blogspot.jp/2014/05/blog-post.html?m=0



以下は羽根木公園のプレーパークでない場所の写真です。




通常の遊具エリアもあります。



梅ヶ丘駅のそばの公園です。
梅の咲く時期にはカメラを持った人がたくさん訪れます。

ボール遊びができるエリアも広々と確保されています。