2015年2月28日土曜日

わらびりんご公園

わらびりんご公園 

所在地 蕨市錦町6丁目 

大きさ 0.28ha 

対象年齢 未就学児~小学生(大人向け健康器具もあり) 

おすすめポイント! 小高い山の滑り台は子供に人気! 



大きさとしては、辻小学区内最大の鉢木公園内谷中学区内最大の内谷橋公園と似たようなものですが、利用できる層を考えるとさいたま市の両公園整備の方が劣っています。

さいたま市南区の公園枯渇エリアの公園整備では、地域の特性に配慮して、より多くの利用者層を受け入れる工夫が求められるのは当然です。


特に大きいわけではありませんが、
小学高学年でも思い切り走り回れます。
幼稚園児から小学高学年まで一緒に遊べます。




他の公園でもよく見かける遊具です。

独特の形状をしているためか興味を引くようで、しばらく遊べます。
わらびりんご公園応援サイトには、「公園は子供だけのものではない、大人も楽しめる、そしてりんごの成長を楽しめるというコンセプトをもった公園だけに、多くの訪問客が訪れるでしょう。」という好意的な文章が記されていました。


2015年1月14日水曜日

「(仮称)さいたま自転車総合利用計画 自転車まちづくり大綱(案)」に提言を出しました。

さいたま市の自転車まちづくり推進課が自転車総合利用計画への意見を公募していたので、提言を出しました。

正月に茨城県の教育関係で行政の仕事もしていた岳父と話をしたときに、「小学生・中学生の時代は、その子にとってかけがえのないものだから、行政もそれを尊重しないといけない」と言われました。

さいたま市南区の公園整備が大幅に遅れていて、子どもたちが外遊びがしづらい状況におかれています。
しかし、自転車道でルートを明示して、「2キロ先に行けば別所沼公園があるよ」とか「戸田のボール遊び広場はこのルートで行けるよ」と誘導してあげれば、現在の公園資源をフルに活用できるのではないでしょうか。

「これから50年かけて内谷中学区に20ヘクタールの公園を作ります」では、今の子どもたちには何も届かないのです。
どうせやるなら、ワクワクするような街づくりをして、子どもたちには公園が無いことに気付かずに成長してほしい。
さいたま市には日本における自転車まちづくりのさきがけになって欲しいと願って、提言を出しました。

以下の長文ですが、文字数制限にかかったので、半分ずつ提出しました。




(文字数制限を超えたので、(1/2)と(2/2)の二通で提出させていただきます。)


さいたま市役所 都市局 都市計画部 自転車まちづくり推進課 自転車政策係 御中

さいたま市の自転車総合利用計画について、ご意見を申し上げます。

「サイクルシティさいたま」実現に向けたご提言

2015年は、さいたま市の自転車利用の機運を盛り上げるために極めて大切な年です。
なぜなら、今年はさいたまクリテリウムが始まって2年が経過し、2019年ラグビーワールドカップと2020年東京オリンピックまで4,5年を残す年だからです。
ですから、今からさいたま市がやるべきことを成果として積み上げていけば、さいたま市の可能性を無限に引き出すことができるし、そうしなければ、自転車部門で他の自治体の後追いをするだけにとどまるでしょう。
大河ドラマで話題の吉田松陰の言葉に、「なにごとも ならぬといふは なきものを ならぬといふは なさぬなりけり」とあります。
やっておおきな成果を引き出すか、やらないで何も成し得ないかは、さいたま市の姿勢次第です。


以下、
(1)さいたまサイクルスーパーハイウェイ(SCS)
(2)レンタルサイクール
(3)さいたまブランド自転車・SYCOOL(埼涼)
を三本の矢として提言いたします。


(1)さいたまサイクルスーパーハイウェイ(SCS)計画

2019年にはラグビーワールドカップ日本開催(サッカーワールドカップやオリンピックに次ぐ世界規模の大会。激しいスポーツなので日程に余裕があり、観客の滞在日数が長いのが特徴)、2020年には東京オリンピックが開催されます。
ラグビーワールドカップでは熊谷ラグビー場が会場に立候補し、東京オリンピックでは埼スタ2002でサッカーの試合が行われる等の予定になっていますから、相当数の観光客が見込めます。

ですから、自転車環境の整備においてさいたま市が学ぶべきは、2012年オリンピック、2015年ラグビーワールドカップの直前に、ボリスジョンソン市長が「カーレス・オリンピック」を宣言して、独自の自転車政策を断行したロンドンです。

ロンドンの自転車政策の一つの目玉が、「サイクルスーパーハイウェイ」です。
自転車道の整備で心がけるべきは、「一部の区間に自転車道なり自転車レーンなりを敷設しても、見向きもされない。」(秋山岳志「自転車が街を変える」集英社新書 P.185)ことです。
武蔵浦和駅に数十メートルの自転車レーンがありますが、あれでは地元の人間でも気づきもしません。

さいたま自転車まちづくり大綱P.14の地形の平坦性に加えて、さいたま市には新方川・元荒川・綾瀬川・芝川・鴻沼川・鴨川・荒川と、実に多くの河川が南北に流れているというメリットがあります(川沿いのサイクリングは快適です)。
これらの河川に沿ってSCSを設定した上で、東西に通る主要道にSCSを整備すれば、区を越えた移動が楽になり、サイクリングも市内で十分に楽しめるようになるでしょう。

また、戸田市と南区を結ぶ笹目川は、葛西臨海公園から熊谷を結ぶ「荒川サイクリングロード」と接しているので、戸田市と協力して笹目川にも自転車レーンを設定すれば、都内からのサイクリストをさいたま市内に誘導することができます
荒川サイクリングロードでは、まだカフェやグルメスポットの整備は進んでいませんので、開拓する余地が十分にあると思います。
私自身も東松山の森林公園などへサイクリングすることがありますが、サイクリングロードはただひたすら河原やゴルフ場が広がっているという印象で、秋ヶ瀬公園から森林公園までで、寄りたいスポットは榎本牧場くらいしかありません。

すでに御課でも把握されているとは思いますが、SCS整備のためには、既成の行動に1m程度の自転車レーンを塗装することと、標識を設置すること(古倉宗治「成功する自転車街づくり」P.121,122)で足ります。
「歩道走行により事故の確率が高くなる」(日本交通法学会「自転車事故に関する諸問題」有斐閣 P.6)のですから、自転車用レーンは、事故防止にもつながります。
ですから、大きな絵を描いて早急に自転車レーンを設置して行くべきです。


(2)レンタサイクール

(名前は、(3)のさいたまブランド自転車をコミュニティサイクルとして活用すべく、愛称を考えたものです。)

ロンドンの自転車政策の二つ目は、オリンピック開催2年前の2010年に開始したシェアサイクル(ボリスジョンソン市長の名前を取って「ボリスバイク」とも)です。
特筆すべきは、400以上の24時間利用可能なドッキングステーションが設置され、移動先のステーションに返却できることです。

さいたま市なら、まず、JRや私鉄の駅全てにチャリンク・ポート(自転車で地域をリンクさせる意)を設置すべきでしょう。
それから、SCSで結んだ公園や観光スポット、スポーツ施設などにもチャリンク・ポートを設置します。
そうすれば、駅でレンタサイクールの利用を開始し、各所を巡ってから、任意のチャリンクポートに返却するという形での利用者が見込めると思います。

ロンドンのボリスバイクは、初期登録料が1ポンドで、30分以内に返却すれば無料、60分以内なら1ポンド…という料金です。
おすすめコースなどを随時発表してメディアにもアピールするなどして、SCSとレンタサイクールを併用したさいたま市内観光を推進できれば、市外からサイクリングを楽しむ観光客を呼び込むことが出来ると思います(地場野菜を利用したカフェなども話題を呼ぶのではないでしょうか)。

さらに、他の市町村や都道府県にチャリンクポートを設置できると、さいたま市民のレンタサイクール利用も増えるはずです。
例えば、川越の駅前にチャリンクポートがあれば、我が家(夫婦と小学生と中学生の子どもがいます)でも、片道20キロ程度の道のりを荒川サイクリングロードを経由して川越駅前観光をして、帰りは自転車を川越駅前のチャリンクポートに返却して、鉄道を利用して戻ってくるという休日の過ごし方も可能になります
このルートは、僕1人で折りたたみ自転車で往路を移動し、復路を電車で輪行したことがありますが、家族で楽しめたら、なお楽しいと思います。
越谷レイクタウンも20キロ程度、森林公園なら40キロ程度、往復しなければならないとなると、きつくなりますが、片道なら楽しめる家族も多いと思います。


(3)さいたまブランド自転車・SYCOOL(埼涼)

「自転車が街を変える」(秋山岳志 集英社新書)の192頁に、2012年にイギリスのキャメロン首相が野田総理にお土産に持参したものが自転車(ブロンプトンというイギリスのブランド、総理の名前の刻印入り)だったとあるのを読んで、ドキリとしました。
僕自身、通勤用のクロスバイクと、レジャー用の折りたたみ自転車を所有していますが、どちらも海外のブランドです。
埼玉県には丸石サイクルや丸金自転車などの有名自転車メーカーがあり、オリジナルブランドのロードバイクも作っていますが、他社製品も含めても、僕自身が国産のスポーツバイクの購入を考えたことはありませんでした。

2014年には、埼玉県の自転車出荷台数が全国でトップになっています。
ですから、市と県で手を組んで、SYCOOLブランドを育てていくのは夢物語でもないと思います
それほど規模は大きくはありませんが、トーキョーバイクというブランドがあります。
大人向けですと、29000円-68000円のスポーツバイクを販売しています。
SYCOOLブランドで、3万円・5万円・7万円の三つの価格帯で「ちょっと高いけど、乗れば明らかに違う」ようなスポーツバイクを展開するなど、アピールはいろいろとできるのではないでしょうか。
クリテリウム関係で市長が渡仏するときに持参して、喜ばれるような品質の製品を目指すべきだと思います。

SCS等のサイクリングロードは、ママチャリでなく、スポーツサイクルなら、行動半径が大きく広がります。
「「ママチャリ以外の自転車」に乗ってみるのだ。そうした自転車は、どんなジャンルであれ、自転車本来の性能を持っている。誰がペダルを踏んでも、時速二五kmが不通に出る」(疋田智「快適自転車ライフ」岩波アクティブ新書P.35)ものです。
時速25キロですと、サイクリングロードで2時間進めば50キロ先に移動できます。

震災発生時に活用することを考えれば、パンクしにくいなどの工夫も欠かせません。


以上が、今回の三本の矢として提案させていただいた内容です。


最後に、災害、公園不足、高齢者の健康促進への所見を述べさせていただきます。
(2/2へ続く)

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(2/1からの続き)
さいたま市でも大規模地震災害が想定されていますが、1923年の関東大震災でさいたま市内で特に甚大な被害の発生した武蔵浦和駅周辺には、人口増加が続く中で避難場所はほとんど増設されていないため、震災が発生した時には大きな混乱が予想されます。
このように、在住人口と避難場所の収容数を比較して対策の遅れている地域では、SCSとレンタサイクールを、避難経路と移動手段の確保という面も持たせて整備していく必要があります。

武蔵浦和駅に近い内谷中学には県内で最大の生徒数が在籍し、学区内に4万人以上の住民がいますが、公園整備はさいたま市都市公園条例の設置目標の20分の1以下と、ひどい状態です。
1月12日(月・祝)に中1の長男が沼影市民プールの「のびのび広場」にバスケをしに行ったところ、学区内で唯一ボールができる「のびのび広場」が無料駐車場として使用されていたために、グループで戸田市の公園まで移動したそうです。
公園不足地域では、SCSを通って安全に公園まで誘導してあげる必要性は極めて高いです。
また、戸田市は震災発生時に、さいたま市方面に避難する計画を立てているものの、具体的な避難場所は明確にできないでいます。
南区の子どもたちは、公園以外にも、図書館やスポーツセンターなどの戸田市の施設を利用させていただいているのですから、震災発生時には戸田市民の方にもSCSの避難経路の利用を促してあげるべきです。
さもなければ、いざというときに、戸田市民はただ闇雲に南区に逃げ込んでくることになり、大混乱になるでしょう。

次に高齢者の健康促進対策についてです。
自転車まちづくり大綱P.41にあるように、高齢者の事故は、発生率は高くないが、重症以上の被害を受けやすいことが分かります。
ですから、倒れにくい自転車の活用や、ヘルメット利用普及など、できる策を積極的に採用していただきたいです(古倉宗治「実践する自転車まちづくり」学芸出版社P.128以降に詳しい)
近所に住む70代の両親は、さいたまクリテリウムの応援には行きましたが、サイクリングを楽しむ習慣はありません。
理由の一つは、自転車で気軽に行ける魅力的な目的地がないことだと思います。
SCSで各区の名所を自転車で巡れるようにして、高齢者の健康増進にもつなげていただきたいと思います。



今回提案申し上げた「サイクルシティさいたま」のサイクル(cycle)は、「自転車に乗る」以外に、「循環する」や「輪」の意味があります。
子どもたちから高齢者まで、世代を超えた人々が自転車でさいたま市内を巡る。
そして、ここで成長した子どもたちが、さいたま市で子育てをして、やがて年老いていく。
こんなふうに、空間・時間軸の両方で人々が循環していってほしいという思いを、「cycle」という言葉に込めました。

これから、自転車が街やライフスタイルを変えていく時代になるので、さいたま市にはそのモデルになる気概を持って、自転車まちづくりに取り組んでいっていただくことを期待しています。
その結果、たくさんの人々に「さいたま市に住んでいていよかった」「さいたま市にぜひ住みたい」と思われて、さいたま市のブランド力も向上していくはずです。



藤原俊裕

2014年9月7日日曜日

1923年の関東大震災で、「沼影部落はほぼ全壊し」ていた!

このブログでは、1923年の関東大震災
①六辻村の死者が浦和市域の半数以上を占めたこと
②沼影部落がほぼ全壊したこと
③当時の地図と人口の確認をして、現在の土地利用との違いを明らかにした上で、
この地域で防災上取るべき施策の提言をします。

①六辻村の死者が浦和市域の半数以上を占めた
六辻村は、ウィキペディアによれば「さいたま市辻、白幡、根岸、別所、文蔵、沼影(以上旧大字名)、神明(大字根岸字神明丸が由来)、南浦和4丁目(文蔵であった地区のうち京浜東北線以東の地区)」とあります。
さいたま市南区の、武蔵浦和駅(南区別所7丁目)と南浦和駅の二線間区を中心にした人口が集中した地区です。

「浦和市史」通史編Ⅲの620頁には浦和市域の被害状況のデータがあり、六辻村の死者数(13名)浦和市域の死者数(24名)の過半数を占めたことが分かります。

浦和市史 通史編Ⅲ 620頁


②沼影部落がほぼ全壊した
また、「浦和市史」通史編Ⅲ621ページの8~10行目に
「しかし、六辻村では総戸数673戸のうち全壊229戸、半壊171戸におよぶ甚大な被害をうけ、沼影部落はほぼ全壊し、(後略)」という記述が見られます。
六辻村で、関東大震災のときに約3分の1の家屋が全壊していたのです。

沼影」は、埼京線の武蔵浦和駅北戸田駅間の西側に見えるロッテ工場沼影市民プールなどがある、武蔵浦和駅からすぐの地区です。


浦和市史 通史編Ⅲ 621頁




③当時の地図と人口一覧より
関東大震災の9年前の地図を見ると、現在さいたま市浦和区になっている浦和町(黄色)の周辺が市街地として発展を遂げているのに対して、沼影(オレンジ)六辻村(水色)の文字の周辺には田んぼが土地の大部分を構成していることが分かります。

1914年(大正3年)

下の人口推移の一覧を見ると、
震災の3年前(大正9年)に六辻村の人口は浦和町3分の1程度
震災の7年後(昭和5年)には5分の1程度しかなかったことが分かります。

しかし、平成26年には、浦和区が152,154人で、南区が178,537人と逆転しています。

埼玉県史 通史編6 416ページより

次に、関東大震災のさいたま市内の死者数を一覧にしました。
これを見れば、どの場所に避難場所を集中すべきかは明らかなはずです。
しかし、このブログの指摘を受けて新たに設置された広域避難場所(11か所・区をまたがるものも)は、住宅地の死者が一人もいなかった大宮区に4カ所設置しているのに対して、多数の死者の出た南区や岩槻区にはわずか1ヶ所ずつしか設置されていません
しかも、南区の広域避難場所とされている浦和競馬場は、南区の中心となっている旧六辻村からは遠く、旧浦和町に近い場所にあります。


さいたま市 関東大震災(1923年)の死傷者数
旧市名旧市別死者数区ごとの死者数広域避難場所詳細
旧大宮市
31人
(住宅地では3人)
大宮区28人
(住宅地 0人)
国鉄大宮工場24人
山丸製紙工場4人
西区1人馬宮村1人
北区2人宮原村1人、大砂土村1人
見沼区0人なし
旧与野市0人中央区0人なし
旧浦和市
24人
浦和区3人浦和町
南区13人六辻村13人
緑区5人野田村4人、尾間木村1人
桜区1人大久保村1人
旧岩槻市21人岩槻区21人川通村8人
岩槻町5人,信和村5人
柏崎村1人,和土村1人,慈恩寺村1人
さいたま市合計76人
埼玉県合計217人
参考文献 「大宮市史」第四巻P.454,「与野市史」通史編下P.684,「浦和市史」通史編ⅢP.620,「岩槻市史」通史P.1095

④南区の防災対策への提言
①②③で書いてきたように、現在、南区の中心地となっている六辻村は、浦和市域で過半数以上の死者を出した、震災時の危険地域です。
ここに、現在は武蔵浦和駅と南浦和駅を中心にして、急速な人口集中が進んでいます。

では、この地域には、関東大震災の被害が集中したことを考慮した街づくりの工夫が施されているでしょうか?
さいたま市が、想定される被害に比例した避難場所づくりをしているとは思えません。

さいたま市は関東大震災などの教訓から積極的に学びながら、必要な場所に必要な規模の避難場所を設置して、市民の生命を守るべきです。






最後に、さいたま市の都市局概要より。


さいたま市都市計画課の武蔵浦和周辺の再開発計画においても、危険地域にもかかわらず避難場所は全く予定されていません。
そして、現在もこの危険地域に高層マンションが続々建設されています。



2014年6月26日木曜日

埼玉県内最多の中学生がいる学区に、中学生が体を動かして遊べる公園が一つもない!

前回の投稿で、4万3千人が在住する地域に整備された都市公園が、さいたま市都市公園条例の目標の28分の1しかないこと、いずれも小規模の公園でありトイレがある公園は一カ所もないこと、すべてボール遊びが禁止(もしくは実質不可能)であることを指摘しました。

今回は埼玉県内で最も多い在校生がいる内谷中学(1200人以上)の学区内の都市公園が、このような地域の実情を考慮に入れたものであるかを判断するため、18カ所すべての公園の遊具を調べてきました。

公園名面積(㎡)遊具ベンチ
1内谷橋公園2585複合遊具(幼児向け)、ブランコ、ターザンロープ、1人乗り遊具、砂場、水道長イス×10
2鹿手袋第二児童公園750すべり台、鉄棒、うんてい、一人乗り遊具長イス×2
3内谷四丁目公園650すべり台、ブランコ、一人乗り遊具、砂場長イス×7
4別所大里公園540すべり台、ブランコ、1人乗り遊具、砂場、水道長イス×5
5鹿手袋さくら公園538すべり台、ブランコ、一人乗り遊具、砂場、水道長イス×3
6西浦和公園537なし長イス×2、小×4
7沼影一丁目第二公園380小すべり台、ブランコ、一人乗り遊具、水道長イス×2
8沼影二丁目公園350すべり台、鉄棒、砂場、水道長イス×3
9内谷6丁目第一公園168円形ぶら下がり遊具、砂場長イス×2
10
沼影1丁目公園
150
鉄棒、一人乗り遊具、砂場長イス×2
沼影2丁目第一公園なし正方形イス、小×15
12鹿手袋5丁目公園139小すべり台、一人乗り遊具長イス×3
13内谷4丁目第二公園1221人乗り遊具小×2
14内谷5丁目公園1151人乗り遊具長イス×1
15白幡五丁目公園1121人乗り遊具長イス×1、小×2
16鹿手袋7丁目公園1041人乗り遊具長イス×1
17鹿手袋四丁目公園1021人乗り遊具、砂場長イス×4
18内谷七丁目第一公園1001人乗り遊具、砂場長イス×3
1~187594
沼影公園24188
1~18+沼影公園31782
結論から申しますと、1200人以上の中学生が体を動かして遊べる公園は一つも整備されていません。
小学高学年の児童が遊ぶ場所がないのも同様です。
さいたま市の防災マップで「14歳以下の若年層が多」いと指摘された地域の実情に対して、何も手を打っていないことになります。

以下、平成26年6月に撮影してきた公園の様子です。
公園の面積の順に並べてあります。


1,内谷橋公園(2585㎡)






2,鹿手袋第二児童公園(750㎡)








3,内谷4丁目公園(650㎡)





4,別所大里公園(540㎡)





5,鹿手袋さくら公園(538㎡)







6,西浦和公園(537㎡)








7,沼影一丁目第二公園(380㎡)




8,沼影二丁目公園(350㎡)




9,内谷6丁目第一公園(168㎡)




10,沼影1丁目公園(150㎡)




10,沼影二丁目第一公園(150㎡)





12,鹿手袋5丁目公園(139㎡)






13,内谷4丁目第二公園(122㎡)

看板の左側の丸椅子と遊具の部分が公園です。




14,内谷5丁目公園(115㎡)



15,白幡五丁目公園(112㎡)






16,鹿手袋7丁目公園(104㎡)




17,鹿手袋四丁目公園(102㎡)




18,内谷7丁目第一公園(100㎡)



番外編1、西浦和けやき公園(750㎡)

都市公園課が出した内谷中学学区内の公園一覧に入っていました。
しかし、周辺の方に確認したところ、選択可能地域だが、内谷中学には遠すぎるので、
田島中学に通うエリア内の公園だそうです。




番外編2,沼影市民プールの駐車場

東京都大田区の公共プールは専用の駐車場を設置せずに公共交通機関での利用を促しています。
沼影市民プールも、武蔵浦和駅から近いこと、
近所に民間の駐車場がたくさんあること、
公園整備が絶望的に遅れていることを考えれば、
障がい者用の駐車場以外は地元の子どもたちに利用させてあげるべきだと思います。

今まで、無料でここを利用してきた人からの反発も予想できますが、
地域の子どもたちの置かれた状況を改善する方が優先すると思います。

第一駐車場
右側が沼影小学校、左側がプールです。
奥の一部がバスケットコート広場として時期を限って開放されています。

第二駐車場
券売機の近くの駐車場です。

第三駐車場
室内プール入り口付近にも大きな駐車場があります。

平成26年5月の晴れた放課後にバスケットコートが「天候不順の為」という理由で閉鎖されたことがありました。
そこで、①その理由、②中学生の唯一の外遊び場という自覚があるか、③通年開放&エリア拡張の要望 を出しました。
それへの回答です。

②は質問への答えになってませんが、民有地買取を明言していることは評価できます。

しかし、民有地を買い取って公園化するまでに数年かかるのは、都市公園課の職員なら分かっているでしょうから、
今いる1200人の中学生への遊び場の提供を真剣に考えていただきたい。

第一駐車場の写真の反対側からです。
木曜日のバスケ部の練習が休みだった長男が遊びに行ったら、閉鎖されていました。
ご覧のように、天候不順ではありませんでした。